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イタリアへのシナ人流入について 2

2006/09/27 18:25

 

再録の続きです。

 

尊敬する宮崎先生、

 前前回の華人イタリア流入のレポートの裏付けのための資料を探していて、書棚にほとんど忘れていた一冊を見つけました。『海外華人百科全書』( 潘■(令に羽)主編、三■(連の正字)書店(香港)出版、1998)がそれです。灯台もと暗し、必要な情報がほとんど記載されていました。以下、該書より必要と思われる箇所を、次の二点に分けて抄訳紹介させて下さい。

1)イタリアにおける華人移民状況。

2)主な移民供給源である温州について。


1)イタリアにおける華人移民状況について、コロラド大学博士課程研究生(当時)黄小■(草かんむりに沙)執筆分の抄訳です。カッコ内は訳者のコメント。 


20世紀に三次の華人移民潮あり。 


第一次)1920/‐30年代―1972年。フランスよりミラノへ40人から50人、ほとんどが留学生、外交官、商人。60年代末には600人から700人、皮革業、餐館に従事。


第二次)1972年―1985年。8000人から9000人、フィレンツエ、ボローニャ、ローマへ拡大。皮革業、餐館に従事。 (以上、数字のみ、問題は以下の第三次なのでやや詳しく) 


第三次)1986年より現在(1998年) その他の欧州華人社会と異なり、近来イタリアにおける華人移民は 浙江の貧窮した山岳地帯からではなく、豊かな温州平原からのものである。ほとんどが正規の手続きを経ず、船による密航である。


以下の四つの要素が、不法移民の増長を促した。 

 1.. 1986年の保障令( Act of Indemnity )すでに入境した不法移民の合法化の承認。更には、家族呼び寄せの権利を付与。 

 2.. 1990年、政府はさらに上記権利に基付き、家族同居を理由とする不法移民を合法化する。この情報が伝わるや、フランスイギリス、オランダの不法移民が陸続とイタリアへと流入し、上記の保障令により全て合法移民となる。  

3.. (前後するが、著者の文脈を尊重)1985年、経済協力、投資及び貿易環境を創り出すため伊中協議( Italian/China Treaty )が締結。 (当時イタリアのいかなる事情が斯くの如き政令を成さしめたるものか知らず、トンでもない政令ができたものです。いわば犯罪者の権利を「保障」するわけです。著者は以上三点を列挙したのみで、第四点を挙げていません。あるいは編集者による削除か。


以下、幾つかの統計数字を列挙) 公式資料によると、1986年以前、華人人口1500人。86年以後、9880人。1990年以降、19237人。93年末、22875人の合法華人が在住。 92年、合法華人移民の63%が男、25歳から44歳までが65%。(若い男に偏る、台湾への移民を髣髴させる「有唐山公、無唐山婆」) 

(中略) 

華人移民の正確な数字はわからず、フィレンツエ地区だけの不法滞在華人に限っても、25000人と見られる(つまり、公式統計の合法滞在者全部とほぼ同じ不法入国者数がフィレンツエ地区だけですでにあり。) 


お役所筋では、これら不法移民は密航組織の手配によるもの、またその支部はアメリカスペイン、オランダ、ドイツ及びフランスにあると見ている。200店以上の餐館、600以上の皮革工場がミラノにあり、密航組織の活動中心である。若干の報告によると、不法移民はまず上海からモスクワに行き、フランス、ユーゴスラビア、アルバニアに移った後、ミラノ、フィレンツエ、プラートに潜入する。警察関係では、プーリア(アルバニアの対岸)のイタリア犯罪集団が密航組織と結託しており、船隻を供給しアルバニアからの密航を助けているものと見ている。密航料は、1500万から2000万リラ(当時)、即ち1万から1万三千米ドル。


(以下、主な各地の華人社会とその実態については全て略す) 


2)主な移民供給源である温州について。Marlowe Hood(フランス『Liberation』紙)執筆(フランス語からの中訳か?)からの抄訳です。 (前略) 温州は周囲を山に囲まれ、文化経済的に孤立状態にあり、温州語は呉語系統に属するが、自ずと一家を成し、その他の呉語を話す人々の理解するものではない。


 (以下、いわゆる「温州モデル」といわれた経済改革中での温州の発展と国内移住、例として北京の「浙 江村」についての記述など、全て略) 


内部発表の公式統計によると、1995年末までに約24万人の温州人、6万人の青田人(温州の内陸地、青田石の産地として有名。この地に関する記述あるも、広い意味での温州と見なし、別途訳出せず)が海外へ流出居住する。この数字は、政府発行のパスポートと出国ヴィザに基付く。ゆえに、実際の数字はこれを上回るものと見られる。


海外の温州人は、国内戸籍700万人の5%ないし6%(即ち、35万人から42万人)と見られる。青田地区では、15%(国内戸籍数は提示されず)、幾つかの小さな村々では、50%以上が離郷出国している。 (中略) 約75%から80%の海外居住者は西欧、特にフランスイタリア、オランダに集中している。


(以下、19世紀から文革時に至る移民の歴史の記述、全て略)

 80年代中期から末期に至り、欧州同盟各国は、深刻な失業問題に直面し、外国人労働者の入国を拒絶し始めたものの、移民の連鎖的激増を制止できず、近年来の(移民潮の)高峰にいたった。 (後略)


 以上は、すでに十年近く前の状況及び資料、統計数字です。先生、あるいは読者の方で、『海外華人百科全書』最新版、あるいは他の資料をお持ちでしたら、是非訂正ご教示くださるようお願いいたします。 現在、日本への華人合法入国居住者は40万人、不法入国者を含めれば100万人とするレポートを見た覚えがありますが、実際は如何?イタリアは対岸の火事と、安心できませんね。 (マルコ、在ドイツ

カテゴリ: 世界から  > 中国・台湾    フォルダ: China(シナ)

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コメント(15)

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2006/09/27 19:52

Commented by sakuratou さん

おいちゃん様
私も数年前ミラノで驚きました。急な夕立に遭ったのですが、どこからとも無く大勢の華人が現れ、折りたたみ傘を売っていました。またオイルマネーで潤う中東でも、多くの華僑に遭遇しました。
温州は中国でも豊かな土地ですが、商売人気質が強く、一攫千金を夢見る人が多いようですね。

 
 

2006/09/27 20:06

Commented by 丸山光三 さん

櫻党さん、
どうも中共の政策でどんどん流出させているようですね。理由としては、
1)外貨獲得(フィリピンのものまねでしょうか)
2)失業対策
3)シナ文化の輸出
4)考えたくもないのですが、マレーシア式の内部のっとり。
ああやだやだ

 
 

2006/09/27 21:35

Commented by cotodama さん

博士の独り言が消えました。

マルコおいちゃん 
初めてコメントするのにこのような書き出しのご無礼をお許しください。

博士のブログがランキングから消えて、
次に記事が消えて
今、ブログが消えてしまいました。

いつも訪れている方に知っていただきたいので書き込みさせてもらいました。

 
 

2006/09/27 21:36

Commented by れん@打倒東電中 さん

『海外華人百科全書』
そんな本があるんですね。
華人の動向って全世界で監視しなきゃいけないような気がします。

 
 

2006/09/27 22:04

Commented by 丸山光三 さん

cotodama さん
ただいま調査中です。しばらくお待ちください。

 
 

2006/09/27 22:08

Commented by 丸山光三 さん

お蓮さん、
その本は中共とも合作した結果出版できたはずです。しかし執筆人は世界各地の学者、記者のみなさんなので、内容的には信頼できると思います。

 
 

2006/09/27 23:00

Commented by れん@打倒東電中 さん

cotodama さん
u-kokunet@hotmail.co.jp にメールください。
下さったら私のブログでコメントいただければ幸いです。

 
 

2006/09/28 01:15

Commented by talken さん

マルコおいちゃん 様
ありがとうございます..
シナが輸出しているのは,ダンピング製品と汚染物質だけでなく「不法移民」もなのですね..なんとも迷惑な話です.
日本は現在入国管理行政が手一杯で,入国してしまった後の管理が全く出来ていない状態です.それに加えて,地方貿易港での上陸が簡単に出来ることから,実際の数字より多い「暗数」が存在すると思われます.最近ではSOLAS条約で貿易港での人と物の管理がかなりできるようになりましたが,それでも出航までに戻ってこないシナ人が後を絶たないとの事です.
警察だけでなく,入管・港湾事務所・税関・海上保安庁などが連携して出入国管理に関わることが出来るような仕組みを考案しないとこのままではまずいと思います.

 
 

2006/09/28 01:23

Commented by 丸山光三 さん

talkenさん、
おいちゃん様は勘弁してください。
日本の場合は、これらシナからの不法移民はいったん入国してしまえば、外見上は簡単に見分けがつかないのが困難な点です。うかうかしていると大変なことになると思います。おっしゃるような法の整備、該当行政官庁の連携がぜひとも必要です。国内ではそのような声がどうして挙がらないのでしょうか?

 
 

2006/09/28 14:02

Commented by torisan さん

T.B.で博士のメッセージ読みました。なんだかサイバー社会も危うい感じ。電車が止まって大混乱。イザにもとても繋がりにくかった。でも、とりあえずありがとう。

 
 

2006/09/28 15:48

Commented by 丸山光三 さん

とりさん、
ったくねえ。システムは人によりけり、ってことがこれでわかりますね。ご心配ありがとうございました。支援者としてお礼申し上げます。

 
 

2006/09/28 17:53

Commented by talken さん

国内でそのような声が上がらないのは,公務員の危機意識が低いのとメディアもネタとして食っていかないので,国民意識へ反映されてこないのだと思います.
先述のSOLAS条約は米国9.11テロのあと,条約で管理された非汚染貿易港を経由した船舶のみを受け入れるという,米国の事情でやむなく予算計上して港湾整備したという経緯です.日本国内の治安を目的としたものでは無いのが残念です.
ただ,海岸線の管理については防災を目的として各自治体と国の関係機関が連携している事例がありますので,このような仕組み・フレームワークを防犯や治安目的に転用することを期待する程度でしょうか.

 
 

2006/09/28 18:14

Commented by 丸山光三 さん

ウーむ、そうすると日本はかなり大きな危機に近い将来直面することになりそうです。このような敵性国の移民流出計画は、柔らかい戦争との意識が必要なのですが。
すでにシナからの100万人の合法不法移民がいると仮定すると、すでに在日の数を大きく超えています。在日だけでもうかなりの問題を抱えているのに、いったい政府はどうする心算なのでしょうか?
さらに、もしと仮定して、日本と彼の敵性隣国が、硬い、言葉の意味での真の戦争状態に突入した際、これら敵性人がどんな破壊活動を行うかを考えると暗然とします。日米戦争当時のアメリカ側の、常軌を逸した日系移民隔離政策もそういう恐怖からだったとのだと、納得せざるを得ません。その政策自体は誤りだったにしてもです。

 
 

2006/12/05 03:07

Commented by izagod さん

マルコおいちゃん こんちわ、exciteにいるダーサンですが、ケイさんのとこから飛んで来ました、温州の方からそんなにイタリアに逃げているとは、だけど温州人がテレビで北京の不動産買い漁ってるとテレビで見たけど、どう見ても民度は低い感じでしたね、金に物を言わせりゃ何でも出来るような雰囲気でしたね、争乱になったら愛国心で破壊活動するという問題は常にありますね、テロリスト抱えてるようなものです<http://dousuruka.exblog.jp/>

 
 

2006/12/05 06:25

Commented by 丸山光三 さん

あは,ダーサンさん、
さっそくのおこし、ありがとうございます。
温州人の欧州流入は逃亡してきたというより出稼ぎに来た、というのが正確かもしれません。もちろんそのまま定住するものが多いのですが。かれらは確かに概して教育水準は低いです。でも第二世代以降は現地の大学などにも行っていますから、そんなに阿呆じゃありません。彼らの資金がシナに逆流して何かと騒ぎを起こすようですが、それも自然なことです。付き合ってみると政治意識は低く、経済意識だけが強い感じです。まあテロをするほどの根性はとりあえず無し、と見ていますが。

 
 
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2006/09/28 09:09

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